この、終わり行く空の下
 
ああ、これがやりたくて、たぶん生きている。
 
ルーファンス・D・エルクレーテン
用語と設定の解説

 現行人類が主世界のみならずその枝世界を含む可能性の世界樹の主たり得たのは、彼らが歴史工学を極め、歴史上の総ての弊害を取り除き、現行人類が栄えてきた歴史を作り上げたからである。
 歴史工学は歴史を加工し、改変し、未来の可能性を変換する工学である。永らく理論のみの学問であったが8番目の命題たる「エダ」の解読により、現行人類は歴史を手中に収めた。
歴史工学 
 歴史工学の主要な副産物である可能性変換によって主世界における現行人類の生活は市民レベルでその恩恵を受けた。
 世界樹の可能性の揺らぎをコントロールし「別の枝世界においてこのようになっているはずだ」という可能性を主世界に顕現する技術である。
可能性変換 
 可能性変換能力を持たない者を指す。xには世代名を入れる。200年ほど前から確認されており現在5世代目(HDN5)まで確認されている。
HDNx(非可能性変換x世代/変換できないx世代目) 
 世界政府的なモノである。理想通りに歩んできたので早い時期から指向機関ができていたという事になっているし、もちろんその通りである
 中央集権的な政府機関ではなく指向機関の名の通り方向性を決めるようなもの。評議会とか長老会議というイメージである。
 実際の行政は各地に別途、行政を行う物達が居る。 現行人類指向機関 
 現行人類指向機関の救世組織。HDNOかつMAINS(つまりNO−MAINS)を世界中から集めたエリート部隊。
 魔法が使える主人公の集団が世界を救おうというような組織である。それだけに一途だがとても危なっかしい。
再生世界機構 
 主人公要素「MAINSファクター」を持った人間。
 HDNxに発生しやすい体質で可能性変換を失いつつある現行人類の新たなる、あるいは代替的な能力であるという説もある。
MAINS 
 主人公要素。
 HDNxに発現しやすい。
 何か事件に巻き込まれたり、凄い人が知り合いだったり、奇跡的に助かったり、美少女が落ちてきたりする。
MAINSファクター 
 主世界の住人達の総称。

(寄り道)
 世界への干渉レベルは「世界を総べる者」であるが、可能性変換と歴史工学を駆使することで境界レベルでの事象干渉に手を付け始めているため「象限の支配者」への階段を一歩上った種族といえる。
現行人類